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「青白磁」


普段の仕事は食器にさまざまな装飾をしているわけですがこの石の仕事はどうも勝手が違って長い間手が出せなかったのですが数年前からこの石の仕事に手をつけました

この仕事がきっかけで香道の「聞香炉」の仕事を受ける事になって
その後、この「聞香炉」を見た盆栽マニアから香炉に穴を開けてくれとの仕事を受けて
「雅風展」に鉢穴の参考を見に行ったのが盆栽の始まりです
食器→香炉→盆栽といった流れです。

「コーヒーカップ」

　
盆栽をはじめてから妙に松の図案を意識し始めて
それまでは松の絵柄と言えば小さい時から色々な所で見慣れていたので古臭い野暮ったい物としか意識してなかったのが
今になって新鮮に見え始めて色々な物に描き始めました

自分の中で妙に落ち着くこの松という図案
能舞台に描かれているあの松が盆栽愛好家の理想像という
説明に確かに納得出来ました。

「赤絵の盆栽鉢」


今度の錦窯にも少し盆栽用の鉢を入れましがこれは少しあっさり目の感じに仕上げました、どうも赤絵で山水などの絵柄らを描く時は薄く延ばしたほうが仕上がり良いみたいです、
しかし所詮は見た事も無いうその景色です、
本当にこれで良いのかとも思っていましたが岡崎で行われた盆栽展で見た盆栽用の鉢を見ていたら訳のわからない物ばかりでこれぐらいでも十分かとも思い直しました、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
しかし主催者のサイトを覗いたら未だに中国写しの鉢を新発売と銘打っての販売に
どうもこの世界は私とは価値観が違うようにも思います

仕切りの業者がこれでは仕方が無いなとあきらめました。

「錦窯とパン窯」


今夜ようやく錦窯までたどり着きました窯の温度は今１８７℃です、我が家の窯焚きのサイクルは素焼ー本窯ー錦窯でワンクールでしたが最近は石物（磁器）も焼くようになり
本窯での窯出しが冷却に時間が掛かるようになったので錦窯の時にしかパンを入れられません
しかし庭に作ったパン窯で焼くよりこの余熱で焼くパンの方が上手い