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「人にも寒冷紗は必要です」

五条坂の陶器市が終わりの嫁さんは実家に里帰り
そして私はワンコとお留守番というこの生活のリズムは今年も
変わることなく過ぎて行きます
五条坂ブースには今年新たに７階建てのホテルが目の前に建ち
お蔭で一日日蔭という有難い恩恵に預かりました
今年の陶器市も猛暑でしたが少しは楽になりました、
人間もこの暑さには寒冷紗が必要と言う事でしょうか
ホントに助かりました

棚場の松も順調に芽をふかせているようですが
兎に角、水遣り以外に盆栽に近づく気力が無くしばらくは
ぐったりのんべんだらりの生活に入ります

「人にはできない物」



５月に須坂で行われたクラフトフェアーの会場で拾ってきた苗ですが
「山取り苗の最初の曲がりは人では作れないものが在る」と
地元の盆栽屋さんが言われました
確かに自宅のポットで発芽させた苗には見られない味わいです
おしゃる通り紆余曲折経て育った思いが感じられ肥培肥培ではこの味は出ません
これも盆栽の奥行のある所ですか・

「夏の試練です」


 梅雨明けしたと思ったら当然のように今年も３５度を超える猛暑日の連続に
只々水を切らさないようにするだけの日々が続きます
正に盆栽の最大の試練は最近の夏場の高温です
４０度近くになるのに小さな薄い鉢では樹が堪えられるはずがないのは当然の事
寒冷紗と西日の避けられる環境を整えて秋の訪れを待ちます
そして夏の試練の「五条坂の陶器市」が」目の前に

「植え付け角度を変えてみたら」



盆栽をいじっているとある時に突然に気付く事があるものですが
先日ひょっとしてこの真柏も植え付けの角度を変えると
今より面白くなるんじゃないかと思い立った訳で早速に

左側を起こして見ると良い感じになって
次に枝を整えて

１人で悦に入ってます
今週は大雨の予想で天気予報から目が離せません
どうか今年は平安な年でありますように

「駄鉢の力」



荒れ模様の中、今日は朝から窯焚きです
久しぶりの雨に棚の樹は一息ついているようにも思えます
新芽の伸びも順調で来月の芽切りは楽しみです
この黒松も実は二年前の秋には

このまま枯れてしまうのかと思うぐらい元気が無くなって
急遽そのまま駄鉢に植え替えて2年ようやくここまで回復しまして
改めて駄鉢の力を実感させられました